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IDO競技会のダンスのカテゴリーは
次の3種類に分かれています

1)Performing Arts

タップダンス/ジャズ /キャラクター/エスニック/フォーク /ショーダンス/バレエ/キャバレー/シアターダンス /モダン/ベリーダンス/エアロビクス/体操

2)Street dance&POP

ディスコダンス/ディスコ・ショー/エレクトリック・ブギー /フリースタイル/ヒップホップ /ブレイクダンス

3)Couple dance

アルゼンチン・タンゴ /スウィング・ダンス/サルサ・ルエダ・デ・カジノ /ノルディック・タンゴ/ミキシング・ブルース/シアター・アート /サルサ カリビアン・ダンシング /ラティノ・ショー /ストリート・マンボ /ストリート・ラティノ /フォークロア&オールド・スタイル・フォーメーション /アメリカン・マンボ /バグ /ハッスル/ディスコフォックス/ディスコウィング/メレンゲ /ダブル・バグ

ショーダンスとジャズダンスの違いとは?
 ショーダンスとジャズダンスを区分けるのは、非常に難しいですが、不可能ではありません。
 ジャズダンスは1920年代に始まり、現在に至っています。ジャズダンスは、本来、テーマやストーリー性よりも、踊りに力点が置かれています。そのスタイルは常に変化し続け、ストリート・ダンスにも色濃く影響を与えていることは誰もが認めるところでしょう。
 では、どうやったらジャズとストリートとを区別できるのでしょうか。
 まずは、音楽の点で線引きが可能です。音楽はダンススタイルに大きな影響を与えます。とはいえ、ヒップホップやブレイクダンスの音楽をジャズで使えないというわけではありません。踊りそのものが、そのスタイルの個性を作り出しているからです。ですから、ジャズダンスの楽曲をヒップホップや、ブレイクダンスやエレクトリック・ブギーにアレンジすることは可能です。ただし、その逆となるとなかなかお目にかかりません。
 ショーダンスとジャズダンスを明確に規定する音楽スタイルはありませんので、両者を音楽で区別するのは困難です。



 ショーダンスの作品は、テーマやストーリー性を土台に創作されるものの、内容には幅があります。
 作品のテーマは、さまざまな感情であったり、色やデザインであったり、時には、「破壊」や「歓喜」といったひとつの言葉であったりします。
 ジャズダンスでは、このような土台を必ずしも踏む必要はなく、踊り主体で作品を創り上げることが可能です。
 例えば、「ボレロ」を題材にしたある作品は、フォーメーションの動き、色、コスチュームを中心に創作されました。
 同じ題材で、別の作品では、音楽は同じでも別でもかまいませんし、流れるようなダンサーの動きに力点を置くことも可能です。コスチュームデザインに凝ってオリジナル性を追求することも、音楽の用い方に独自性を持たせることも出来ます。
 では、ジャズダンス競技会においてこの作品は評価されるでしょうか。答えは、見る方の判断にゆだねますが、ジャズダンスの場合、ジャズのテクニックに裏打ちされていなければ、そうした作品はおそらく金目当てと判断されてしまうでしょう。



 リリック(叙情性・詩情性)やモダンは、ショーダンスとジャズのいずれにおいても、基礎的なテクニックです。作品におけるショー的な要素の度合いによります。テーマやストーリー性に欠けた、ホイットニー・ヒューストンの音楽そのものずばりといった作品は、高い評価は望めないでしょう。
 IDOの審査基準は、テクニック・構成・イメージを個別に評価し、立体的に組み上げる方式です。ルーティーンの完成度は、この三点をいかに満たしているかによります。
 テクニックを駆使して、作品で訴えたいテーマやストーリー性を強調することは、重要です。振り付けと、その踊り手は、まさしく完成度を意味し、ダンサーが表現するイメージこそ、作品の価値をしめす上でたいへん重要です。
 しかし、審査員は決してジャズダンス作品のショー的な要素に影響されるべきではありません。テクニックは、純粋にテクニックのみを、振り付けは純粋に振り付けを審査すべきですし、イメージは、踊り手の総合的な演技を審査すべきです。